君の愛を奏でて 2
番外編
『Memorial Photograph』
〜site up version〜
君愛2〜Op.1最終回あたりのちょっとしたお話。
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1学期の期末試験が終わった。 この日の午後は『夏休み直前』ってことで、いつもより念入りに掃除が行われるんだ。 僕たち2−Aの特別教室の担当は図書室。 ほんと、これはラッキーだと思う。 だって、掃除って言っても、床・机・窓…を拭くことくらいしかやることないから。 図書の整理は司書さんや図書委員の仕事だから関係ないし。 まあ、広い…って言うのが唯一の難点かも知れないんだけど、そもそもこの図書室は私立大学のそれに匹敵するほどの蔵書を持っていて、それなりに貴重な文献もあるらしいから、温度や湿度の調整も万全、しかも空気清浄機までばっちり完備されているから埃が少ない。 というわけで、掃除はとても楽。 しかも、外は夏の日差しが照りつけているけれど、ここはちょうどいい温度。 窓から外を眺めてみれば、校舎の外回りを担当している中学生たちが、汗だくになりながら、こっちを恨めしそうに見上げていたりして。 「奈月、B−2エリアの机頼む」 「はーい」 何事にも完璧なリーダーシップをとってくれる我らが委員長――古田くんに化学雑巾を手渡され、僕も元気に返事をする。 「あ、手荒れは大丈夫か?」 …へ? 「手荒れって?」 女の子じゃあるまいし。 「いや、大丈夫だったらいいんだが、我らが担任は化学雑巾で手荒れしてしまう人なんだ。だからもしかして…と思って心配になっただけだ」 もう一度『平気ならいいんだ』と言って、古田くんはくるりと踵を返して他のクラスメイトへの指示に行ってしまった。 それにしても…。 古田くんってば、翼ちゃん――松山先生の情報をたくさん持ってていつも驚かされちゃう。 しかもそれがプライベートなことばっかりだったりするものだから、聞いていても思わずほっぺが弛んじゃったりするんだけど。 さて、と。 お掃除お掃除。 僕はあんまり図書室に馴染みがない。 入学してから今まで、自習の時くらいしか来たことがない。 掃除の時間は別として。 だから、指示された「B−2エリア」ってのも初めて足を踏み入れるエリアで…。 ぐるっと見渡すと他の棚より大きな本が入っている。 ふと目に入ったのは、分厚い背表紙に、聖陵の校章と年号が入った重そうな本。 なんだろう。 好奇心からそれを手に取った僕は――あまりに重いので――手近にあった机にそれを置き、中身を検分すべく椅子に腰を落ち着けた。 そして、めくったそれは…。 アルバムだった。 しかも、聖陵学院の第1期生から今に至る、入学式の記念写真。 そう言えば僕も、去年撮ったっけ。 1−Dの40人が、本館と第1校舎に囲まれた中庭の芝生の上に並んで…。 目次を見ると…。 そうか、やっぱり中学入学時と、高校入学時の2回撮るみたいだな。 ふふっ、これは面白い物を見つけたかも…。 最初のページは創立当時の教職員全員の写真。 もちろん知っている顔は一人としてないからさっさと飛ばして…。 次は…第1期生だ。 へえ…制服って最初からこれなんだ。 今でこそ普通の制服って感じだけど、当時はお洒落だったんじゃないかなぁ。 この学校があっという間に『名門』と言われる学校になったのは、この第1期生の活躍によるところが大きい…っていうのは、みんな知ってること。 そういえば院長先生も第1期だっけ…。どれどれ…。 あ。あった。うわー、めっちゃ美少年じゃん。びっくり。 そりゃあ今でも『美人さん』って感じではあるけれど…。 なんてったって、この時はまだ12歳――子供だもんね。 でも…その隣がもっと美少年だったり…。 ちょっとエキゾチックな感じで…うーん、院長先生と違って、どっちかっていうと女の子みたいだ。 ええと…「榊原智雪」。 ふうん、名前まで綺麗なんだな。 わ、両隣がめっちゃハンサム。院長先生と榊原さんっていう美少年二人を挟むように立ってる二人。 中1にしてはかなり身長もありそうな二人は、クラス写真の中でも群を抜いてハンサムだ。 「前田春之」…って…ああ! 今年理事会の新メンバーになった人だ。 なんでも世界的大企業の会長さんで、立場的にはとっくの昔に理事会入りして当然のはずだったのに、本人にその気が全くなくて、何年もかけて漸く院長先生が口説き落とした…って噂だった。 二人はきっと、この頃から仲良しだったんだろうな。 確かOB二大有名人の一人だったっけ。もう一人は赤坂先生だったりするんだけど。 で、もう一人のハンサムさんは…。 え? 「浅井俊介」? …うわっ、祐介のお父さんだ! そう言えば今の面影がちょっとある〜。 祐介もめっちゃかっこいいけどタイプが全然違うな。 ふーん、祐介ってばやっぱりお母さん似だったんだ。 へへっ、やっぱり昔の写真って面白いな。 僕は次々とページをめくった。 次のお目当ては、もちろん赤坂先生。 …あれ? ない? …あ、そうか。先生は僕と同じ高校からの入学だから、もう三年後のページだな。 ……あったあった。 うわぁ、今の守によく似てる。 やっぱり守が一番よく似てるんだ。 お酒に弱いところも、消灯点呼破りの常習犯ってとこもそっくりだし。 …母さんに出会う…9年ほど前の…お父さん…。 ってことは、この10年後くらいには僕が生まれてるんだ。…なんか、不思議な感じ…。 そうやって暫く15歳の赤坂先生を目に焼き付けて…。 あ、これってもしかして! 何気なくパラパラとめくったページの端。そこにあったのは、僕らの担任の名前だった。 『松山 翼』 そう言えば、翼ちゃんってOBだったんだよね。 6年間ずっとテニス部のエースで、中等部でも高等部でも部長を努めたって言う、まさに今の森澤先輩や、陽司…って感じで…。 うわあ、可愛いんだ。お目目くりくり。 森澤先輩をもうちょっとコケティッシュにした感じかな。 …なんて…。 そんなこと言ったら、先生怒るだろうな〜。 『可愛い』って言葉に異常に敏感に反応しちゃうからな、センセってば。 まあ、確かにもう立派に『大人の男性』なんだけど、実際性格が可愛いんだから仕方ないもんね。 顔も可愛いけど。 そうだ、これ、あとで古田くんにこっそり教えちゃおうっと。 さて、次の目的はもちろん、僕の一つ先輩たち。 たった5年前の写真なんだから、きっと名前を探さなくてもわかるはず。 そう思って僕は、写真の下の欄に並ぶ名簿には目をくれず、顔だけを探した。 もちろん、最初は悟を…。 って思ったんだけど、やっぱりというか何というか、最初に目に入ったのは昇だった。 だって、髪の色が違うから一目瞭然ってやつで。 …うー。めちゃめちゃ可愛いっ。 お人形みたいで、まさに「彼女にしたい子ナンバー1」って感じ。 光安先生が最初からメロメロだった(守・談)っての、わかるよ。 …ってことは、センセってばロリコンだったのかな? やだなあ、もう。一見ストイックなのにぃ。 で、次に目に入ったのはやっぱり守。 赤坂先生の写真を先に見ていたせいもあるんだろう。すぐに目に付いた。 おまけにやっぱりみんなと少し違う栗色の髪は陽の光にとっても映えてるし。 うーん。ダントツに大人びてる。 でも、それは主に表情のことで、体つきはまだ華奢な感じを残していて、そのアンバランスがなんとも魅力的。 確かにこれだったら、入学当初から『お誘いの嵐』だったのも頷ける。 こうなったらますます悟を見つけるのが楽しみ…と、思ったんだけど…。 次に見つけたのは佐伯先輩(今とあんまり変わらなかった)、あと、生徒会の横山先輩とか陽司の恋人・森澤先輩とか…次々に見つかったんだけど、なかなか悟に行き当たらない。 うー、焦る。 だって、恋人の…たった5年前の顔がわからないなんて…。 って…。もしかして、これかな。 一段と艶やかな黒髪に、くるんとした黒目がちの瞳。 あどけない表情が印象的な、同級生の中でも決して大きくはない…。 念のため、名前を確認すると…。 これだ。 …ぷっ。可愛い〜。今と全然違う〜。 確かに面影は十分にあるんだけれど、それでも、10代のこの時期がいかに『成長期』なのかっていうことの見本のような成長振り。 でも、確かに今の悟からすると、この可愛らしさはちょっと隠しておきたい部分なのかも。 だって、全校生徒に圧倒的な人気を誇る、『聖陵のカリスマ・悟さま』だもんね、今の悟は。 そもそも悟は写真が苦手だそうで、枚数そのものが少ないらしいんだけど、それにしても僕にはほとんど見せてくれないんだ。 でも、これでその理由がはっきりしたかも。 きっと恥ずかしいんだ。悟ってば、可愛いの。 でもさ、恋人である僕が持ってる悟の写真のほとんどが、写真部の隠し撮りってのもどうかと思うよね。 ま、これから色々集めちゃおうっと。 とりあえず、この集合写真は後でこっそりカラーコピーだな。 さてと。 いよいよ僕らの学年。 4年前の祐介たちにご対面〜。 これこそ名簿と照合しなくても、顔だけでわかるだろうな。 …あ、いきなり涼太発見! こうして改めてじっくり見ると、目元とか光安先生に似てるかも。 陽司もいるいる。この頃からスポーツマンタイプなんだ。 あ、隆也だ。おすまししちゃって、可愛い〜。 うわあ、この頃の茅野くんって、羽野くんより小さかったんだ。 っていうか、羽野くんが全然変わってなくて、茅野くんが格好良く成長したって感じかな。 次々と見つかる見知った顔。 管弦楽部の同級生や、1年の時のクラスメイト、そして今のクラスメイトもだいたい見つかった。 なのに。 祐介がいない。 5クラス全部探したよなあ。 悟の時よりもさらにわからなくて僕は頭を捻る。 もしかして、入学式を病欠してた…とか。 仕方ない、名簿で探そうっと。 学年に『浅井』は一人しかいないからすぐに見つかると思うんだけど…。 浅井…浅井……。 あ…あった。浅井祐介。ちゃんとあるじゃん。 ええと、最前列の右から5番目…。 え…? これ? これっ、祐介っ?! うそっ! まるっきり…女の子じゃんっ。 しかもどことなく不機嫌そうで、小生意気な感じの……美少女…。 確かに面影がないとは言わないけれど、それにしてもたった4年でこの変貌って、いったい…。 「こら、葵、なにしてる」 「あ。」 余りの衝撃に呆然としていた僕は、いつの間にか背後に立っていた祐介に気がつかなかった。 振り向くとそこには、腕組みした仁王立ちの祐介。 うーん、かっこいいよなぁ。 「あ、じゃない。姿が見えないと思ったら、さぼっていったい何を見……」 祐介の目が点になった。 ええっと。 もしかして、誰を見てたのか、バレちゃった? 「ええと、祐介…」 ここで『可愛いね』なんて言うと、憤死してしまいそうだよね。 じゃあ…、これなら…。 「よかったね、大きくなれて」 ……んーと、もしかして、これもまずかったかな…。 あれ? 祐介? 「おーい、ゆうすけー」 目の前で手をひらひらさせてみたけれど、反応ナシ。 …固まっちゃったよ。 僕、しーらないっと。 |
END |
葵、悪魔です(笑)
☆ .。.:*・゜
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そして、悪魔な3人の後日談 |
葵:ねえ、羽野くん、茅野くん。 羽野:おう、なんだ、奈月。 葵:これちょっと見てほしいんだけど。 (密かにカラーコピーした写真を見せる葵) 茅野:あれ? これ浅井じゃないか。 葵:え? やっぱりわかる? 僕わかんなかったんだけど。 茅野:ああ、そりゃ確かに今の浅井を先に知って、それからこの写真をみると衝撃かもな。 羽野:俺たちは、最初に知ったのがこっちの浅井で、そのあともほとんど一緒に過ごしてたから、気がついてみれば『いつの間にか…』って感じだよな。 茅野:ほんと、いつの間にやらでっかくなっちゃってって感じだよな。顔だって美少女顔だったクセにいつの間にか学年一のハンサム野郎になってやがるしさ。 羽野:…あ、そう言えば。 葵:なに? 羽野くん。 羽野:思い出した。浅井って、俺たちの中で最初にホームシックにならなかったっけ? 茅野:…そうそう! あいつ、めっちゃシスコンでさあ。姉ちゃんの名前呼びながらめそめそ泣いたときあったよなっ。 葵:ひゃ〜。あの祐介が〜O(≧∇≦)O(←嬉しいらしい) ま、シスコンなのは認めるけど。 羽野・茅野:ぎゃはは〜! この時、背後からJAWSのテーマが…。 祐介:…3人固まってヒソヒソと…何の話だ…。 葵・羽野・茅野:ぎゃぁぁぁっ!(脱兎!) |
おそまつ! |
☆.。.:*・゜♪゜・*:.。.☆.。.:*・゜♪゜・*:.。.☆.。.:*・゜♪゜・*:.。.☆
西宮羽留さまからいただきました!
題して『After Memorial Photograph』
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篤人は掃除が終った後、図書室を施錠する為に一通り見回っている途中でてっきり帰ったと思っていた葵に声を掛けられた。 「古田くん、ねぇこれ 知ってる?」 いたずらっぽく、笑っている葵の手には聖陵の校章と年号が入ったあの本があった。 すぐに葵が何を考えているのかわかった篤人は、そっけなく返した。 「それ、聖陵のアルバムだろ」 「なんだ、知ってたの?」 ものすごく残念そうな顔をする葵を見て、知らない振りをした方がもっと面白かったかもしれないなと篤人は思った。 「たまたま前に見つけたんだよ」 「そっか。じゃぁ、これに翼ちゃんが載ってるのも知ってるんだ」 「まぁね」 ホントは、何回も見たものだから、ページ数まですぐ言えるしすでに、勝手に持ち出してカラーコピーで複写済みなのだが、そんなことまで葵に言う必要はないだろう。 「ええっと、どこだったっけ」 葵は一緒に見ようと、翼のページを探しているようだが、 どこだかわからないらしい。 一緒に探す振りをしながら、横から、ひょいと手を出してページをめくった。 「ここじゃないか?」 「あ、ホントだ。それにしても、翼ちゃん可愛いよね」 まぁ、確かに写真の翼 いや、もとい今でも翼はかわいいが、どこからどう見ても非の打ち所のないないような美少年の葵が言うと違和感がある。 「そうだな。我ら担任は基本的にはあまり今も変わってないみたいだし」 「ホント、このころから可愛かったんだねぇ」 納得というように葵もしきりにうなずいてる。 「おい、誰かまだいるのか?」 そこへ、聞き覚えのある声が飛び込んできた。 「あ、います〜」 葵がよく通る声で返事をすると結構奥まった場所なのに、すぐに声の主が現れた。ものすごく不思議そうな顔をした翼が2人に声を掛けた。 「奈月に古田なにしてるんだこんなところで?」 「えっと」 そういいながら、胸に抱えた本を葵がこっそりと棚に戻そうとした時 「あーっ もしかしてそれ、まさか中を見たんじゃないだろうな」 焦った表情で翼が言ったのに対し、篤人は涼しい顔で答えた。 「なにをですか」 「だから、俺の写真」 その言葉を聞くと、篤人はにっこりと笑って 「へー 先生の写真が載ってるんですか、それは楽しそうだ。みんなで見てみましょう」 と言ったかとおもうと、篤人は葵の手から本を奪い取ると、探す振りをしがら、翼の載っているページを再び開けた。 「おや、これでしょうか?」 「うわー かわいいねぇ」 葵もかなり悪乗りしているようである。 「もう、いいだろう」 困ったような声で、翼が頼む。 「そうですね。先生のお蔭でいい物が見れました。よかったな奈月」 「うん」 楽しそうに葵がクスクスと笑った。 翼の顔を見ると写真を見られたのが、恥ずかしかったのか、それとも可愛いと言われてしまったのが恥ずかしかったのか、耳まで真っ赤になってしまっている。 パタンと本を閉じて棚にしまった篤人は 「さぁ、もう戸締りをしなくてはなりませんから退出しましょう」 といって2人を促した。それに対し 「あのな、俺はまだ図書室が空いてたから、きちんと掃除できたのか心配で見に来たんだぞ」 やっと教師モードに戻ってきた翼が不満そうに言った。 「それは、ご心配掛けて申し訳ありませんでした。でも先生、もうすぐホームルームの時間ですよ。今から職員室に行って帰ってくるとギリギリじゃないんですか?」 「えっ」 あわてて手元の時計を見てみれば、あと5分で始まりの時間だ。 「さあ、急ぎましょう」 手早く図書室を施錠した篤人は 「じゃあ、奈月 後で教室で会おう」 と言うが早いか、翼の手を取って走り出した。 引っ張られながら翼が不思議そうな顔をして尋ねた。 「おい、なんで古田まで走ってるんだ」 「職員室にカギを返す用事があるんですよ」 「あっ、そうか」 「さ、急がないと間に合いませんよ」 素直に納得し、さらに手をつないでいることを深く考えないでいる翼を見て篤人は役得だと思ったが、もうちょっと意識してくれてもいいのになどと考えると これからも、かなり前途多難な道のりに思えた。 しばらく走っているとやっと、気づいたのか、走りながら翼は言う。 「おい、何で手を握ってるんだ?」 「そうですね。もう必要ないですね」 職員室近くになり、さすがの篤人も翼の手を離した。 翼は、篤人が自分の手を離したら、なぜか少し残念な気持ちになってまい、俺って人恋しくなってるのか?と『ぽややん』なりに自問しながら篤人の後ろを歩いていた。 |
翼&篤人の恋物語は『歌の翼に』にて(^_^)v |
西宮さま〜! 美味しいお話、ありがとうございましたv
うふふ、委員長と翼ちゃん、なんだかんだ言ってラブラブですね( ̄ー ̄)
がんばれ、篤人くん! 目指せ、サイトNo.1鬼畜攻め!(え? そうなの?)
『Memorial Photograph』
2004年1月に、「君の愛を奏でて2〜Op.1」完結に際しまして
ご感想をお寄せ下さったみなさまにお送りさせていただいたお話ですv
メールのやりとりが不可能なお客様のために、
半年したらサイトにUPしますとお約束しておりました(^^ゞ
漸くお目に掛けられましたが、お初のみなさまの印象はいかがだったでしょうか?
2度目ましてのみなさまは、加筆部分に気づいていただけましたでしょうか(*^_^*)
実は、翼ちゃんの部分が丸ごと増えているんです。
あと、ちょこちょこっと書き足していますが、そちらは多分、
比べてみないとわからない程度だと思います(笑)
と言うわけで、まだ暫く続く「君愛2」ですが、これからもどうぞよろしくお願い申し上げますv
さて☆
「君愛」の中に「まりちゃん」のネタ埋めをしてしまいました(笑)
そうです、文中に出てきます「第1期生の前田春之氏」は、
あのダンディで大人で紳士な美中年、『H・M氏』です!
彼と親友たち、そして『智雪』との関係はまた別のお話でお目に掛けたいと思っていますv
最後まで読んで下さってありがとうございました〜!
☆ .。.:*・゜