祐介を愛して下さる皆様、必見(笑)

このお話は、みゅんさまのオリジナル小説サイト『Origi−Ble』さまに
1万Hitsのお祝いとしてお贈りさせていただきました『さりげなく奏でて』の続編になります。

『Origi−Ble』さまにて、みゅんさまの素敵小説『さりげなく癒して』と
もも♪がお贈りしました『さりげなく奏でて』を先に読んでいただく方がより楽しんでいただけるかと思います(*^_^*)


「桃の国」さま 50万記念お祝い
君の愛を癒して




 ここ半年くらい、気に入って時々通っている小さな店。

 ほっとするようなカントリー調のインテリアが心地良く、俺は、連れの二人に窓辺の席 を促した。

「いらっしゃいませ。」 

 顔なじみのウエイトレスがやって来て、テーブルにお冷のグラスを置く。

 その頬が桃色に染まっていて…俺は思わず、くすっと笑ってしまった。

 向かい側に座ったふたりが、同時にメニューから顔を上げて、ん?…って顔をする。    

 ううん、何でもないよ…と言いながら、二つ並んだ綺麗な顔に溜息が漏れそうだ。  

 ウエイトレスの彼女が赤くなった理由が、そこにあった。





 ほんの一時間ほど前の事だ…

 取引先の化粧品メーカーの会議に呼ばれていた俺は、そこで噂の美少女モデルを紹介された。




 実はその前の晩、一緒に暮らしている大切な彼女から、美少女モデル「アン」については聞かされていた。

 華やかかつ清潔感のある美貌で、口紅のCMに出演した途端に見る者を虜にしたアンは、そのプロフィールの全てが謎に包まれていた。    

 年齢も、国籍も不明…。

 そして、他の仕事を受けることもしなかった。

 俺はもちろん興味をそそられて、恋人であり、その化粧品メーカーの主任で企画室室長代理という肩書きも持つ、瞳子さんの話に耳を傾けた。




「アンって…謎の美少女モデルの事? とーこさん、アンの事、知ってるの?」  

 企画室のナンバー2に、当たり前と言えば当たり前の質問をしてしまう。   
 とーこさんは頷いて…そして、ふたりきりの部屋なのに、なぜか声を潜めたんだ。




「同じCMの仕事をしていれば、どうせ知れてしまう事だから…。でも、絶対に他所へ漏らしてはいけない事なの。内緒よ、早瀬くん。」

 いきなり釘を刺されて、俺はとーこさんの綺麗な顔を凝視する。戸惑いながら頷くと、とーこさんは、どこか悪戯っぽい光を瞳に浮かべて笑った。  




「アンはね…日本人よ。…現役高校生で…」    


 勿体ぶった調子に、俺はゴクリと喉を鳴らした。    

 その次に、とーこさんの唇から漏れた言葉は、俺を近年で一番仰天させたのだった。



 男の子なの…。    



 信じられないような話だが、さすがは化粧品メーカーだ。メイク技術をもってすれば、何だってアリって事か…?   

 と、その時の俺は、自分の中で納得していたのだが…。  





 翌日、噂の美少女モデル(♂)に会った途端、それは訂正しなくちゃならなかった。



 名門男子校・聖陵学院の制服姿で現れた彼は、素のままの奈月葵くんであっても、「アン」の先入観を払拭するほどに美しい男の子だった。

 まだ少年という若さ故か…性別などたいした問題ではない、と、納得させる美貌がそこにあった。    



 契約更改というオトナのやり取りに、心配して付き添ってきた友達が、また目を見張るような美少年だ。  

 彼、浅井祐介くんは、包み込むような優しい眼差しを葵くんに向ける。寄り添う姿は、外敵から姫君(♂)を護ろうとする、ナイトのようだった。  

  
 その姿が、とーこさんを大切に想う自分の姿と重なった時…俺は、祐介くんの想いを知ったような気がしたんだ。  




 簡単な挨拶と、少しの会話を交わしただけだったけど、「お坊ちゃま学校」と言われる聖陵の生徒らしく、礼儀正しく、とても好感が持てた。   

 日本の若者も、捨てたもんじゃない…なんて、スレた時代も経験した自分の事は棚に上げて、やけにおじさん臭く思ったりした。




 とーこさんの会社のビルを彼らと一緒に出て、爽やかな気分で別れたはずだったのに…    

 自宅の最寄の駅に降り立った所で、ばったり再会してしまったんだ。    
 どうやら同じ電車に乗っていたらしい。




「甘い物が食べたいなんて、突然葵が言うもんで…。でも学校の近くだと、知ってる顔に会って落ち着かないから、ほとんど衝動的にここで下りちゃったんです。」    

 祐介くんが、照れ笑いしながらそう言った。    

 きっと人気者なんだろうな、と思う。知り合いに会うと、うるさい程に囲まれちゃうんだろう。   


 …という事は、この辺りの地理には疎いって事か?    

 甘い物の美味しい所なら…と、俺はお気に入りの店を思い浮かべた。  




「早瀬さんは、オフィスがこの辺りなんですか?」    

 考え事の最中に、葵くんに不意に訊かれて、俺は我に返った。   

「あ…いや、今日は直帰。とーこさんと暮らしてる家が、この近く…っ…!」    

 思わず口がすべって、慌てて続きを飲み込んだけど…時すでに遅し。    


 ふたりはなぜだか、同時に同じ動きでポケットから名刺を取り出した。  

「とーこさん…って…」   

「緑川瞳子さん…?」    

 それぞれに呟いて、また同じ動きで顔を見合わせた。   


「同棲ぃ〜〜〜〜〜〜〜〜!?」    


 やっぱり同時に、目を真ん丸くして俺の方を向いた。    


 う〜ん、お見事。ナイスコンビネーション♪    

 …じゃなくて…!    



 正式には、「同棲」というより、まだ「同居」と言った方が当たってるのかもな〜とか…何だか楽しそうな葵くんに対して、赤くなっちゃってる祐介くんを見て、案外姫君よりナイトくんの方が純情だったりするのかな〜とか…この際どうでもいいような事が、ぐるぐると頭の中を駆け巡っていて…。   



「デザートの美味い店…案内するよ。俺のおごり…。」    

 ようやくそう言った俺に、葵くんがくすくす笑って返したんだ。  

「口止め料だ〜♪」   


 祐介くん、絶対尻に敷かれてる…    

 やけに確信的に、俺はそう思ったりした。   





 

 おませで小悪魔な姫君(♂)と純情なナイトくんは、今、俺の目の前でチョコパなんて突っついている。    

 綺麗な顔がふたつ並んで、スプーンを口に運びながら、なんだかとても幸せそうだ。   

「甘い物、好きなんだね。」    

 見ている方も幸せな気分になって、俺は訊いた。   

「僕は…まぁ…嫌いじゃないです。たまに食べたくなるって感じです。…でも、『葵を釣るならチョコパ』っていうのは、もう有名…。」    

 祐介くんはそう言って、傍らの葵くんに優しい眼差しを向ける。   



 ああ、また…    

 わかりやすい子だな…。    

 思わず笑いそうになるのを、ぐっと堪える。   



「うん…こっちではチョコパが一番好き。でも、京都でなら断然『抹茶パフェ』です。」    

 葵くんは綺麗な顔でにっこり笑った。   

「抹茶パフェ?」    

 あんまり聞いた事ない…    

 そう思ったのが顔に出てしまったのか、祐介くんがくすくす笑う。

「葵は京都育ちなんで、抹茶ものに目がないんです。…向こうには抹茶パフェってのがあったんですって。」    



 へぇ〜、そうなんだ…と相槌を打ちながら、俺は、目の前の二人が微笑ましくてしょうがない。    

 祐介くんってば、自分の事はあんまり喋らないくせに、葵くんの事になると、本人よりしっかり説明してくれるんだから…。    

 葵くんも、そんな祐介くんの側は、きっと居心地がいいんだろう。    

 二人が並んでいる姿はとても自然だったから、二人は互いに、そこが自分の定位置である事を認め合っているんだろうと、その時の俺は感じていた。  








「レコーディング?」    

 夕食の食器を片付けながら、とーこさんが発した提案に、俺はぽかんと口を開けた。    

 傍らで食器を拭きながら、とーこさんは頷く。    



 彼らと初めて会った日から、半月が過ぎていた。    

 男嫌い…では簡単に括れないほど、男が苦手なとーこさんだったが、彼らに対する印象は俺と同じだったらしい。    

 何気ない日常会話の中でも、彼らの話題が飛び出す事があるくらい、俺たちは彼らをすっかり気に入っていた。    

 今日も何となく、そんな話をしていたんだけど…    

 突然、レコーディングに立ち会ってみないか…なんて言われても、訳がわからず面食らってしまう。   



 はい…と、皿を一枚こちらへ寄越しながら、とーこさんは俺を見て笑い出した。    

 よほどアホ面だったらしい…。   



「もしかして…早瀬くん、知らなかった? …あの子たち、フルート奏者なのよ。」   

 それくらいは俺だって知っている…。    

 部活動で、二人ともフルート吹いてるって、確かに聞いた。    

 でも、CM曲のレコーディングだよ? 高校生にそんなの、荷が重過ぎやしないだろうか…。   

 俺がそう言うと、とーこさんはニヤリと笑ったんだ。  



「前のCM曲、作曲者は誰だか知ってる?」  

 もちろん知っていた。  

 いや、たいして音楽に詳しい訳じゃない俺でも、その名前くらいは知っている有名人だったからだけど…。  

「栗山重紀でしょ?」   

 俺が答えると、とーこさんは満足げに頷いた。   


「じゃ、CM曲の実際の奏者はだぁれ?」    

 う…だんだん、なぞなぞみたくなってきたぞ…。  

「それも栗山氏でしょ?」    

 俺は、とりあえず自信たっぷりに答えたけれど、とーこさんはまたそこで、ニヤリと笑った。   

「あの曲は、フルートデュオだったのよ。」   

「……。」   

 う〜ん…と、黙り込んでしまった俺に、とーこさんはくすくすと笑った。   

「あの録りの時、栗山氏の相棒を務めたのは葵くんよ…。」  

  

 ちょっと…いや、かなりびっくりしている俺に構わず、とーこさんは続けた。   

「栗山氏が、今度はピアノ伴奏も入った曲を提供してくれたの。でも彼は今、ウイーンにいるから、今度の録りには参加出来ないわ…。で、栗山氏の愛弟子である葵くんと、 聖陵で葵くんの相棒である祐介くんと、やっぱり聖陵のピアニストを、栗山氏自らが指名して来たの…。」


 呆気に取られて聞いている俺に、とーこさんは悠然と微笑んだんだ。   

「聖陵の音楽、聴いてみればわかるわ…。彼らの芸術レベルを、舐めてはダメよ。」  






 それから十日後のレコーディング当日…    

 俺は結局、スタジオへ来てしまった。   



 今日録音するのは秋の新作のCMで流れる曲だそうで、実は、その新作でも商品デザインを任せてくれるという内定を、俺は貰っていた。   

 イメージを膨らませるためにも、聴いておいた方がいいと思ったし、何より彼らの演奏に興味を持ったんだ。    

 メーカー側から立ち会うのが、担当者であるとーこさんだけだ…というのも、気兼ねが要らなかった。    



 俺が職場からスタジオへ足を運んだ時、すでに彼らはレコーディングブースへ入っていた。    

 ミキシングルームの片隅に座っていたとーこさんが、俺に気付いて、おいでおいでをしてくれる。俺は勧められるまま、椅子に腰を下ろした。    

 ガラスの向こう、慣れない場所で、葵くんと祐介くんは緊張した面持ちだった。    

 思い思いに練習しながらも、不安げな表情がちらちらと垣間見える。   

「そろそろいいかな…?」    

 ミキサー前のマイクからディレクターが声を掛け、緊迫した空気が最高潮に達した時…   


「葵…」    


 それはそれは、優しい呼びかけだった。    

 葵くんが視線をそちらへ向ける。声の主は、ピアノ奏者だった。   
 

 聖陵学院の制服を着ているが、少年と呼ぶのが申し訳ないような、大人びた少年だった。    

 美形…という言葉は、こういう人物のためにあるのだろう…と、俺は思考の片隅で考えていた。

 中身も備わっているであろうと感じさせる、怜悧な目元が印象的だ。



「葵なら大丈夫だから…」    

 彼は、包み込むような微笑で、葵くんにそう言った。   

 
「うん…」    

 頷く葵くんの表情にも微笑が戻る。    

 二人の視線がしばし見詰め合った後、ピアニストはその視線を祐介くんに振る。   


「浅井も…。肩の力を抜いて…いつも通りでいいんだ…。」   

「はい。」    


 祐介くんも、ほっとしたように表情を緩めた。    

 彼の働きかけひとつで、その場の空気が変わった事は、誰の目にも明らかだった。   


「彼は、桐生悟くん。…葵くんたちの一年先輩で、管弦楽部では指揮者を務めているんですって…。」   


 とーこさんが俺の耳元に囁いた。    

 なるほどなぁ…と、俺は妙に納得してしまった。    

 物静かな雰囲気を漂わせながら、しかし、強烈なインパクトを感じる。    

 こういうのをカリスマっていうのか…?    



 そんな俺の思考は、いつしかただの雑念となって散り散りに消えていった。    
 流れ始めた、彼らの奏でる音の心地良さに、全ての意識が捕らわれて行ったのだ。    

 曲がどうの、演奏がどうの…といった、音楽の小難しい事は、俺にはわからない。    

 でも、仕事柄、ものを感覚で捕らえる事には長けていると自負している。    


 とてもココロを揺さぶられ…    

 とても癒され…    

 とても、好きだと思った…。    






 音の世界とその余韻の中に漂っていた俺は、不意に耳に入った葵くんの可愛い笑い声に、ぼんやりと視線を向けた。    

 いつの間にか、レコーディングは終了していたらしい。    


 彼ら三人は、レコーディングブースから出て来て、とーこさんと話をしていた。    

 年長者の悟くんが、礼儀正しい様子でとーこさんと話すのを、傍らで葵くんが見上げている。    
 

 それに気付いて、悟くんも葵くんを見詰め返す。    



 眼差しのやり取りに、通じ合う想いを感じた。

 そう…葵くんと祐介くんとの間に流れていた空気とは、僅かに違っていた。    

 僅かだけど…それは、決定的な違いだった。    

 祐介くんが輪から離れて、スタジオの廊下へと出て行った。    

 俺は、何となく放っておけない気がして、そっと後を追う。    

 疲れたような彼の背中は、廊下からロビーへ抜け、布張りのソファに沈んだ。    





 自動販売機で缶コーヒーを二つ買って、俺は彼の隣に腰を下ろした。    

 差し出した缶コーヒーを見て、祐介くんは初めて俺に気付いたようだった。  


「早瀬さん…」    

 ふっと微笑んだ顔が、酷く弱々しく見えた。   

「お疲れ…って、本当に疲れてるようだね。」    

 俺が苦笑混じりに言うと、祐介くんも同じように苦笑した。   



「管弦楽部での演奏には慣れてるけど…三人で演奏っていうのは、今回が初めてだったから…。しかも葵と悟先輩と絡むなんて…さすがにキツイです。」   

 いただきます…と断って、缶コーヒーのプルリングを引き上げる。    

 どうぞ…と応えながら、俺も缶を開けて、コーヒーに口を付けた。   

「…それは…技術的な事を言ってるのかな…? それとも、感情的な意味…?」    

 精神的ではなくて、感情的…と、言った事で、祐介くんは目を見開いて俺を凝視した。    

 しばしの間があったが…   

「…どっちも…」    


 祐介くんは、溜息を吐き出すようにそう言ったんだ。   


「フルートでも、成績でも、他の事でも…ずっと葵と並んでいたいって、そればっかり考えて頑張ってるけど…時々キツイなぁって思います…。だって…それ以上の存在にはなれないから…。」


 ナイトはずっとナイトのまま…    
 
 王子様にはなれない…。    

 それがわかっていて…それでも側にいたいんだね…。    



 聞いているこちらの方が、切なくて胸が潰れそうになる。    

 彼はこんな気持ちで、もういくつの季節を過ごしたんだろう…。    

 大切な誰かは、いつも、すぐ側にいるのに、触れる事も出来ないで…   


「演奏…すごく良かったよ…。」    


 俺の言葉に、祐介くんは小さく微笑んだ。   


「俺には音楽を語るほどの知識はないけど…でも、とても心を揺さぶられた…。三人の奏でる音は、ある時は情熱のままに、ある時は包み込むように優しく、ある時はそっと見 守るようにさりげなく…優しさや切なさや思いやりみたいなものが、危うい程のバランスでそこにあった…。きっと、互いの存在を認め合って、大事に思っている三人だからなん だろうって…。栗山氏が君たちを指名して来たのは、この感じを求めたからなんだろうって…俺はそう感じた…。」   


 祐介くんは問うような眼差しをこちらに向ける。その瞳が潤んだように揺らいでいた。   

「…あそこに…僕の居場所はあったんですか…? 二人に…僕の存在は認められているって…」


 俺は…精一杯の思いを込めて、頷いて見せた。   


「今の君には辛いポジションかも知れない…。でも、葵くんは、君が思っている以上に、君がそこにいてくれる事を必要だと感じている…。それはある意味、悟くんのポジションとは別の、でも特別な存在なんだよ…。 そして悟くんも、それを承知しているんだろう…。俺には、そんな風に思えたよ…。」    


 祐介くんは顔を隠すように俯いて、静かに肩を震わせた。    

 俺は、なりはデカイが、可愛い弟みたいな彼の頭を、ポンポンと軽く叩く。   

「君は、気が済むまでそこにいていいんだ…。それは、葵くんも望む事だ…。阻む者は誰もいないよ…。」    

 祐介くんは、声を上げることもなく…ただ肩を震わせながら、何度も何度も頷いた。






 学校へと帰って行く彼らと別れて、とーこさんと二人、電車を降りた。

「祐介くん…もう大丈夫そうね…。」

 駅からマンションへの道を歩きながら、とーこさんが言った。

 なぁんだ…。やっぱり気付いてたんだ…。

 俺は苦笑して頷く。

「早瀬くんがついて行ってくれたから、心配はしてなかったけど…ちょっと気になっていたの…。」

 おだてられちゃった…。

 俺はくすっと笑いながら、別れ際の祐介くんの笑顔を思い出す。



 またいつか…早瀬さんと話がしたいな…



 荷物を一つ降ろしたような、さっぱりした笑顔だった。

 俺は改めてほっとしたような溜息をつき…   
 
 隣を歩く、とーこさんの横顔を見詰めた。   

 
 
 俺も…ずっと探し続けて…    

 そして出会ったんだよ。    



 君なら、必ず見付かるよ。  

 君でないと駄目なんだって言ってくれる、いちばん大切なひとが…。  

 必ず…ね…。    





 
 夕方の涼しい風に吹かれながら歩く帰り道…。

 俺の頭の中で、彼らの奏でたフレーズが繰り返し流れていた。



END

*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*

 

もも♪さまv 50万ヒット、おめでとうございます〜!

いつぞやは、我が家の記念にありがたいお話を書いて下さって、本当に恐縮でございました(^^ゞ
で…なんだか、「その続編を…」という流れに逆らえなくなってしまった小心者が、大胆にも!恐れ多くも!憧れの「桃の国」さまに献上品などという大それた馬鹿をやってしまいました…☆
50万なんていう、記念すべきお祝いだというのに、こんなしょぼくて…ごめんなさいです☆ もも♪さま〜(T-T)

前回、我が家に遊びに来て下さった葵くんと祐介くんv その直後からのお話を書かせて頂きました(^^ゞ
こよなく愛する祐介くんの事となると、ついつい…という感じで、思っていたよりも長いお話を書きながら、こんな事言うと殴られそうですが…

「他所様のキャラいじり」って、やっぱり難しいです〜〜〜〜〜(>_<)

もも♪さまが書いたのが読みたいです〜〜〜〜っ!(ぜぇぜぇ)

…というわけで…
これからも、ずっとずっと、素敵なお話を書き続けて下さいませv
ずっとずっと、もも♪さまを追いかけて、通い続けますともっ!
『君愛2』も、もんのすっごく楽しみにお待ちしていますからねv もも♪さまv

いつもいつも支えて下さる 大好きなもも♪さまへ

                           みゅんよりv 愛を込めてvvv





ふっふっふ。
いただきました。脅してなだめてすかして(爆)

みゅんさま宅の人気小説「さりげなく癒して」の祐貴さん&とーこさんカップルの登場です!

実は「さりげなく奏でて」をお贈りした直後から、みゅんさま宅のBBSで「続きお願いします」と繰り返し発言して、半泣きのみゅんさまから強奪させていただきました(オニ?)

最初は「さりげなく奏でて2」という話だったのですが、蓋を開けてみると「君の愛を癒して」!!

なんて素敵な、なんてぴったりのタイトルなんでしょう〜O(≧∇≦)O


『ナイトはずっとナイトのまま…
王子さまにはなれない…』

ワタクシ、ここで泣いてしまいましたv
思わず「祐介、幸せにしてやるからな」と血迷ったことを考えてしまうほどに…(?)

祐介〜癒されたか〜?(笑)
葵がダメなら、祐貴さんの嫁にしてもらえ〜(おい)

実は生き別れの兄弟…という説もある(笑)祐貴さんと祐介。
これからも愛を育んでくれることでしょう!(ちーがーうー)

みゅんさま、らびゅ〜!
素敵なお話、本当にありがとうございました!
これからもよろしくお願いいたします!!

みゅんさまの素敵サイト「Origi−Ble」さまはこちらから

どれを読んでもはずれナシv


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