まりちゃん、おリボングルグルの夜は長い(笑)
本当の贈り物はこのページの最後なのです〜v
「とも…っ」 「ん?」 「頼むから…、これ、取って…」 「やだ」 シャワーのあと、柑橘系のボディーソープの香りを立たせながら、直の真っ白な肌がピンクに染まっていく。 そして、それを鮮やかに飾っているのは深紅のリボン。 直は手足に巻き付けられたそれを取ろうとしてもがく。 「なお…。暴れないで、ジッとして」 「だ…って…。は…ぁ」 敏感になりすぎた肌に、少しでも何かが擦れるのが堪らないらしい。 この秋初めて直を抱いてから、まだそんなに経っていないけれど、俺はもう、直なしでは生きていけない。 だから、直もそうしてしまいたいんだ。 俺なしでは生きていけないように…。 直の身体に、忘れられない感覚を植え付けて、逃げられないようにするんだ…。 「…っ、あ…」 俺の手に追い上げられ、短く細い声をあげて、直が昇り詰めた。 そして、意識を飛ばしてしまう。 「なお…まだまだこれからだよ…」 恐らく聞こえてはいないだろうけれど、優しく直の耳に囁きを落とす。 俺は直を抱え込み、まだまだ慣れていない身体へ自分を沈ませる。 「ん…・」 直が浅い呼吸をして身体を固くした。 そんな身体を騙しつつ、宥めつつ、俺は更に奥を目指す。 なお…。可愛いなお…。 ゆっくりと身体を揺すると、意識を飛ばしていても、直は小さく声をあげる。 そして、その声をもっと聴きたくて、俺の行為はだんだんと激しさを増していく。 直を追いつめ、自分の快楽を追って…。 「や…ん…」 鼻にかかった甘い声が漏れるのと同時に、直が俺の腕をギュッと掴んだ。 でも、食い込むほど強く掴まれた痛みですら、今の俺には甘い疼きしか残さない。 今年のクリスマスは、本当に最高だよ…なお…。 |
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